Excelで最もよく使う関数の1つに「Vlookup」がありますが、これにはある弱点があります。それは、「キーとなるセルよりも左側は参照できない」ということです。

 

例えば以下の図の場合、商品名の価格はVlookupで表示させることはできますが、カテゴリはVlookupでは表示させることができません。

 

購入した商品の表にカテゴリを表示させる方法は2種類あります。

  1. 商品名の右側にカテゴリを表示させる
  2. index関数とmatch関数を組み合わせる

 

1の方法は簡単です。カテゴリの列を切り取って、商品名の右側に挿入するだけです。表を加工できない場合は、このようにカテゴリの列と全く同じ値を表示させる関数を書けばいいだけです。

 

ですが、今回紹介したいのは2の方法です。表は必ずしも加工できるわけではありませんが、2の方法は関数だけで、どのような場合でも表示させることができます。

 

 


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index関数の使い方

index関数は、「ある表の中にある、何行目にあって、かつ何列目かのセル」の値を表示させます。例えば、このようにH2:K12の表があるとします。下の例にある関数はどのような値になるでしょうか?

 

 

正解は「果物」です。この表の5行目かつ2列目を見ます。
※No.5の隣の果物ではなく、No.4の隣の果物です。この例の指定範囲だと、No.の行が1行目になっています。

 

関数の書き方は、
=index(見たい表,行番号,列番号)

です。

 

 

 

match関数の使い方

match関数は、「ある値が、別の列の何行目にあるか」を表す関数です。例えば、以下のM4セルの関数はどのような値になるでしょうか?

=MATCH(B4,J:J,0)

 

 

正解は「7」です。B4にあるバナナという値は、J列全体という表の中の7行目にあります。

 

関数の書き方は、
=match(探したい値,探し先の列,どのように探すか)

です。

※「どのように探すか」のところには「0」を入力します。
本来は-1(検索値以上の最小値)、0(完全一致)、1(検索値以下の最大値)の3種類ありますが、最初のうちは0を入れるものだと覚えてください。

注意点としては、「探し先の列」は、1列のみ指定します。例の場合は、J:Jです。それ以外にするとエラーになります。

 

このindex関数match関数を組み合わせて、好きな場所のセルを表示させます。必要に応じて、Vlookupと使い分けましょう。Vlookupについては、一番分かりやすいVlookupの使い方(初心者向け)を参照してください。

 

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indexとmatch関数で、好きな場所のセルの内容を表示できる

index関数とmatch関数、2つの関数を組み合わせることによって、好きな場所のセルの内容を表示させることができます。つまり、Vlookupではできなかった、左側の列の値も表示させることができます。

 

関数の参照範囲を見てみましょう。

=INDEX(I:I,MATCH(B3,J:J,0),1)

 

 

まずは、index関数の「見たい表」です。今回はカテゴリを表示させたいので、カテゴリが表示されているI列を選択します。

 

次に、indexの「行番号」です。行番号は、match関数で指定します。「りんご」と書かれてあるセルの行と、りんごのカテゴリが表示されている行は、同じ行にあるからです。

 

match関数の中身の前に、まずはindex関数の「列番号」です。index関数で見たい表は1列しかないので、「1」と指定します。

 

 

では、match関数の中身を見ましょう。まずは探したい値ですが、「りんご(正確には、B3セルの中身)」を探したいので、B3と指定します。

 

次に、探し先の表ですが、商品の名前はJ列に記載されているので、J:Jと指定します。最後に探し方は「0」でよいです。

 

 

コツとしては、index関数で指定する表と、match関数で参照する行は、重なっている必要はありません(重なっていてもいいですが)。
index関数で指定する表は、参照したい値が入っていればどのように指定してもだいじょうぶです。例えば、H:Kと商品一覧表全体を指定してもいいです。その場合、カテゴリは2行目にあるので、indexの最後の数字は「2」になります。

=INDEX(H:K,MATCH(B3,J:J,0),2)

 

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