スッキリと爽快な清涼感があるだけでなく、疲れた体を癒すために酸味や甘味も手に入る…そんな爽やかなカクテルが、自宅で手軽に作れます。
今回は、ジン・バックの作り方や、アレンジ方法をまとめてみました。
ジンバックとは
ジン・バックとは、ジンにレモンジュースを入れ、ジンジャーエールで割ったカクテルです。バーや居酒屋でも必ずと言っていいほど置いているため、ジンベースのカクテルでは定番とも言えます(ジンジンジャーという名称だと聞き覚えがあるかもしれません)
ジン・バックには別名もあり、ロンドン・バック、マミーズ・シスターとも呼ばれています。ちなみにジンをウイスキーに変更するとウイスキー・バック、ラムに変更するとラム・バックになります。それぞれ、マミー・テイラー、スージー・テイラーと別名も持ちます。
ジン・バックのバックはBuck(雄鹿)という意味で、元気の良い雄鹿の蹴りのようにキックのあるカクテルということで命名されたと言われています。ちなみにBackではありません。
ジンジャーエールのはじける清涼感と、程よい甘さがジン特有の香りと味わいに絶妙にマッチし、レモンジュースが酸味とさわやかさをプラスしていて、とても飲みやすいカクテルです。お酒が弱い方や、ジンが少し苦手な方でも挑戦しやすいカクテルです。スッキリしているけど、甘味も欲しい。そんな時にオススメなカクテルです。
ジンバックの作り方
用意するもの
- ジン
- レモンジュース(レモン汁でもOK)
- ジンジャーエール
- 氷
- グラス
- マドラー(混ぜられるものならスプーンなどでも可)
ジンは指定されているものはありませんが、ドライジンが合います。特にこだわりがなければ、コンビニで売っている安いやつでOK。700円くらいで買えます。
レモンジュースはスーパーのお酒コーナーに置いているものがいいですね。ですが店舗によっては置いていないかもしれないので、なければレモン汁でも代用可能です。レモン汁は70ml、150円程度。レモン汁は料理などに使いまわせます。元々家にあればそれでOK!
ジンジャーエールはイオンのトップバリュのやつにしました。こちらか、メジャーなカナダドライのジンジャーエールでいいでしょう。イオンのジンジャーエールはなんと1.5リットルで100円!
氷はあった方が冷たくておいしいです。かち割り氷はスーパーで約1kg、200円程度。かち割り氷より溶けやすくなりますが、もちろん自宅の冷凍庫でできる氷でもOK。
ジンバックのレシピ(グラス1杯、200ml分)
- ジン 45ml
- レモンジュース 15ml
- ジンジャーエール 適量
レモンジュースをレモン汁に変更して作る場合は、10mlくらいがいいですね。レモン汁のほうがより酸っぱいので。
ジンバックの作り方
- グラスに氷をたっぷりと入れる。
- ジン45ml 、レモンジュース15mlを入れ、よく混ぜる。
- ジンジャーエールをゆっくりとグラス8分目まで注ぐ。
- 下から持ち上げるように縦に1回混ぜる。
「ジン45ml」とは、つまりこれくらいの量です。グラスに氷を入れて、グラスの横に横向きにした指を置き、底から大体1.5本分くらいまでを注ぎます。
次に、ジンの3分の1の量のレモンジュースまたは、レモン汁を入れ、よくかき混ぜてからゆっくりとジンジャーエールを注ぎます。ジンとレモンジュースの量はお好みで変更してください。
お好みで輪切りやくし切りにしたレモンを飾ったり入れたりすると、よりフレッシュなレモンの香りが楽しめますし、見た目も良くなりますね。
緑茶を入れて、ジンバックをアレンジ!
なんと意外や意外、ジンバックのアレンジには、緑茶が合います。
ノーマルなジン・バックに飽きてしまった、いつもとちょっと違う変化が欲しいというときは、緑茶をプラスしてみると後味がとてもスッキリしたジン・バックに変化します。ジンと緑茶とジンジャーエールをだいたい1:1:2くらいで割ってみてください。
ジンバックの味
実際に作ってみたジンバックはこちらです。
ジンバックは、甘くておいしく、飲みやすい風味になっています。アルコール度数は7%程度になっているので、ちょうどいい濃さになっていて、ジンジャーエールの味が全体に広がってきて、アルコールのきつさはありません。お酒が弱い方は、もう少しジンを少なくしてもいいかと思います。
ちなみに、レモンの風味はジンジャーエールの後からやってきて、アクセントになる感じでした。
緑茶を入れると、甘さが若干控えめになりました。「甘すぎるのも苦手」という方にもぴったりです。「ジンジャーエールの甘さ控えめ版」のような味が広がり、わずかにお茶の風味が感じられます。ですが、お茶の味が主張してくる、というわけではないので、「ジンジャーエールとお茶が混ざって変な味になった」という心配はありません。
ジンバックにおすすめのおつまみ
清涼感のあるジン・バックには、オリーブやピクルスなどはもちろん、ジャーキーやアンチョビなども合いますし、ガッツリとしたお肉料理、味の濃いものなんでも来い!
ちなみに、肉をおつまみにするなら、味を濃い目にするとおいしいですね。すなわち、ジンを多めにして、レモンを濃くする。
まとめ
ほどよい酸味と甘みが感じられるジン・バックは飲みやすく、男女ともに人気のあるカクテルです。
ジンバックの材料
- ジン
- ジンジャーエール
- レモンジュース(もしくはレモン汁)
手軽に作れるので、ぜひ自宅で作って飲んでみてくださいね。
ジンジャーエールをジンに入れると「ジンバック」ですが、ジンジャーエールをウイスキーに入れると「マミーテイラー」です。余ったジンジャーエールを使いまわして別のカクテルが楽しめます。
こちらの記事では、実際に筆者が試したおすすめのジンベースのカクテルを紹介しています。どれも手軽に自宅で作れるので、リモート飲み会や宅飲みにおすすめです!
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