最近、広島カープの「カープ女子」やオリックス・バファローズの「オリ姫」など、野球観戦が好きな若い女性が増えていますが、実はわたしも大の野球好きです。
よく野球場に試合を見に行ったりするのですが、野球場で試合を観戦する際には独特のルールがあります。
夏になって、現在野球シーズンの真っ只中ですが、改めて、野球観戦の注意事項を説明したいと思います。
「野球観戦に誘われたけども、どのようにしたらいいか分からない」という方は、ぜひともこの記事を参考にしてみてください。
自分自身も、周りの人も、楽しく観戦できるようにしたいですね。
ホームとビジターについて
野球では、ホーム(その野球場を本拠地とするチーム)とビジター(敵チーム)に分かれますが、野球観戦をするファンも、ホームとビジターに分かれます。
通常、1塁側(右側)がホーム、3塁側(左側)がビジターです。
※野球場によって例外があります。西武ドーム(メットライフドーム)、札幌ドーム、宮城球場(楽天生命パーク宮城)は3塁側がホームです。
(北から順番に3つ並んでいるのはただの偶然ですね…)
チーム名 | 本拠地 (名称は2019年現在) | 所在地 | ホームチームの位置 |
北海道日本ハムファイターズ | 札幌ドーム | 札幌市 | 3塁側 |
東北楽天ゴールデンイーグルス | 楽天生命パーク宮城 | 仙台市 | 3塁側 |
埼玉西武ライオンズ | メットライフドーム | 所沢市 | 3塁側 |
読売ジャイアンツ | 東京ドーム | 文京区 | 1塁側 |
東京ヤクルトスワローズ | 明治神宮野球場 | 新宿区 | 1塁側 |
千葉ロッテマリーンズ | ZOZOマリンスタジアム | 千葉市 | 1塁側 |
横浜DeNAベイスターズ | 横浜スタジアム | 横浜市 | 1塁側 |
中日ドラゴンズ | ナゴヤドーム | 名古屋市 | 1塁側 |
オリックス・バファローズ | 京セラドーム大阪 | 大阪市 | 1塁側 |
阪神タイガース | 阪神甲子園球場 | 西宮市 | 1塁側 |
広島東洋カープ | マツダZoom-Zoomスタジアム広島 | 広島市 | 1塁側 |
福岡ソフトバンクホークス | 福岡ヤフオク!ドーム | 福岡市 | 1塁側 |
緑:セントラルリーグ(セ・リーグ) 青:パシフィックリーグ(パ・リーグ)
必ず、応援したい側に座るようにしましょう。
ただし、内野席の場合、ホームチームを応援する場合はどこでもだいじょうぶです。
ビジターチームを応援する際には、必ず、ビジターチームがいる側と同じ側に座りましょう。
野球ファンには血の気が多い方も多く、ホームチームのファンの中に一人だけビジターチームのファンが混じっていると、
トラブルの原因になる可能性があります。
無用なトラブルを避けるためにも、これは必ず守ってください。
ちなみに、攻撃の順番は、必ずホームが後攻、ビジターが先攻です。これは12球団共通で、ルールにより決められています。
内野席と外野席の比較
内野席と外野席では、もちろん価格や選手の見え方が異なりますが、観戦スタイルに決定的な違いがあります。
内野席:「(座って)観戦する」席
外野席:「(立って)応援する」席
内野席には、まったり食事をしながら観戦する方も多いです。
初めて野球観戦に行く際には、こちらの席が断然良いです。
野球観戦に慣れていない人がグループにいる場合は、内野席を選んだほうが安心ですね。
なお、一口に「内野席」といっても、さまざまな種類があり、値段にも違いがあります。
基本的に、選手が近くなればなるほど高くなります。
一番高いのは「バックネット裏(テレビの野球中継のときに映る席)」ですが、選手のピッチングとバッティングを間近で見ることができます。
一方、外野席はガチのファンが集まります。
チームの攻撃時には全員立ち上がり、みんなで応援歌を歌います。
慣れてくれば外野席のほうが断然楽しいですが(周りの人と一体感が得られるので、わたしは好きです)、
それまでが大変なので、初心者のうちは内野席にしましょう。
※内野席は、一部の例外を除き立って応援することはできません。
音楽が好きな方は、以下のようにイメージすると分かりやすいかもしれません。
内野席:コンサート(音楽をじっくり聴く)
外野席:ライブハウス(ミュージシャンと一緒に歌って盛り上がる)
ちなみに、外野席のチケット名称は、「外野応援席」という名称で売られていることが多いです。
また、外野席が安いからといって、間違っても、応援する側と反対側のスタンドには座らないでください。
確実にトラブルになります。
球場の案内でも、「ホーム側の応援席ではホーム以外の応援は禁止」、「ビジター応援席ではホームの応援は禁止」と明確にルールが決まっています。
なお一部の球場には、内野席でも立って応援することができる、「内野応援席」があるスタジアムもあります(ZOZOマリンスタジアムなど。内野自由席と内野指定席Cの外野席寄りの一部が立って応援できます)。
まとめると、座席はこのように選んでください。
応援するチーム | 座って観戦したい | 立って応援したい |
ホーム側 | 内野席ならどこでもOK! | ホーム側外野席 |
ビジター側 | ビジター寄りの内野席 | ビジター側外野席 |
ユニフォームについて
野球観戦をする際には、このようにユニフォームを着ている方が多いです。
可愛いですね。
ちなみに左の方が持っているソーセージは、神宮球場名物の山盛りソーセージです。家でも作れます。
unkar.org より引用
野球場には必ずグッズショップが併設されておりますが、そこでの価格は約10,000円と、少々お高いです。
ただし、野球の試合にはたまに「ユニフォーム配布デー」があり、その日に野球観戦に行くと、簡易的なユニフォームをプレゼントしてくれます。
初心者のうちは、このような日に行ってユニフォームをゲットするのもいいですね。
なお選手の着るユニフォームにはさまざまな種類があります。観戦の際には自分の好きなユニフォームでいいですが、選手と同じものを着ると、より一体感が得られます。
ユニフォームは大きく分けて以下の4種類あります。
- ホーム用ユニフォーム
- ビジター用ユニフォーム
- サードユニフォーム
- イベント限定ユニフォーム
野球のユニフォームの種類については、詳しくは以下の記事でまとめているので、ご覧ください。種類も色も豊富!プロ野球のユニフォームの種類をまとめてみた
野球観戦時の服装
野球観戦には、動きやすい服装で行きましょう。せっかくなので、野球グッズを身につけましょう!野球グッズは、各スタジアムにあるショップや、各チームのオンラインストアなどで購入できます。
野球観戦におすすめのコーデはこちらで紹介しています。せっかくなら、お気に入りの選手のユニフォームを着て出かけてはいかがでしょうか?
野球の試合の見どころ
まずはなんといっても、応援しているチームが得点する瞬間です。特にバッターがホームランを打つと、スタジアム全体が盛り上がります。
そして守備にも注目です。ピッチャーがバッターから三振を取る瞬間や、選手の華麗なファインプレイで相手のチャンスをつぶす瞬間も大きな拍手が起こります。
野球は、ランナーがホームベースを踏むと得点が得られますが、そのためにはただ打ち続けるだけではなく、さまざまな戦略があります。ルールを全く知らなくても、雰囲気だけで楽しむことができますが、点の取り方だけでも覚えておくと、もっと楽しいですよ。
野球はルールを知らなくても楽しめますが、簡単にでも覚えておくと、もっと楽しいですよ!
野球観戦デートに行くときは、事前にしっかり準備しておくといいですね。彼氏は野球に夢中でちゃんと準備していないこともあるので、例えば食事のときにさっとウェットティッシュを取り出すと、しっかりした女子アピールになるかもしれません…!
さいごに
残念ながら、好きなチームを応援に行っても、必ずしも勝てるわけではありません。もし負けたとしても、「プロ野球、応援しているチームの惨敗も悪くはない理由 ボロ負けする日もある」を読んでもらえれば、「あぁ、今日はそんなに悪い負け方ではなかったな」と思ってもらえるかもしれません。
勝ったときは、その日のスポーツニュースをハシゴして余韻に浸りましょう!「野球観戦初心者向け 順位表の貯金・借金・ゲーム差とは」を読めば、スポーツニュースがより理解しやすくなります。
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